東日本大震災を始め、これまでもデータセンターの導入を検討する機会は何度かあった。しかしながらこれまで次のような理由から導入には至らなかった。
1. 業務として顧客向けのデータサービスを行っているわけではない為、社内システムがミッションクリティカルなものではない
2.ハザードマップを見ると当社が浸水危険地域であるものの、経営陣には
「災害発生時のリスク<データセンター導入/運用費用」
「災害発生時のリスク<データセンター導入/運用費用」
となっていて投資効果が薄いと見積もられていた
2.についてはこれまで提案力不足だったのでは?という疑問もある。
2.についてはこれまで提案力不足だったのでは?という疑問もある。
では何故今回導入に至ったのかとういうと、次の通り。
3.近年カスタマー向けにミッションクリティカルなサービスを開始した為、会社としてデータセンターの導入実績が出来た。
4.西日本豪雨などで浸水被害が報道され、役員のBCPに対する認識が改まった
4.については災害大国日本では当然考えるべき内容なので、
やはり3.による変化が大きい。社内システムをデータセンターに移すことで
カスタマー向けのサービスについてもデータセンターに対して価格交渉をしていくという
狙いがるのだと思う。
会社の意向によるところが大きいのだが、企画提案した身としては
実施することになって良かったと思う。
おおよその費用:
ハウジング(1ラック):260万円/年
回線:170万円/年
移設費用:600万円※
※ハードウェアを別途購入し旧ハードウェアからのP2V作業費込み。
OSより上位層のアプリケーション・DBの移行作業は内部工数で実施。
0 件のコメント:
コメントを投稿